病は気から、キレイも気から

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毎年のことですが、インフルエンザの猛威がまだまだ続いております。

ここ数日のニュースでも、ほぼ毎日「過去最高」という言葉を聞きます。

普通に生活している中で誰でもウィルスと接しているという状況で、発症する人としない人。

「発症しやすい人としにくい人=免疫力が弱い人と強い人」

もちろん、免疫力を高めるには、手洗い&うがいに代表される生活的要素や、食や睡眠の質由来による腸活性に代表される内的要素、運動や入浴で体温を上げたりする運動的要素などの様々なアプローチがあることは、広く周知されていると思います。

でも、これは近代の科学がもたらしてくれた科学の知識。

身体科学なんて概念が未成熟だった時代では…

「病は気から」

「気軽ければ病軽し」

これらの「ことわざ」に代表されるように、病気を重くするのも軽くするのも、本人の気の持ち方一つだという考え方が主流でした。

東洋医学の中でも風邪(かぜ)などは風邪(ふうじゃ)とも読み、自然の風の中の邪気がもたらすもの…とされていますので、気の持ち方が弱いと邪気に侵されるというイメージだったのでしょう。

でも、この考え方は、科学的に考えてもほぼ的を得ているようで…

それが、

「姿勢と免疫力の関係性」

 

 

私は、講義などで姿勢学に触れさせていただくときには、上の図のようなイメージから解説していきます。

 

例えば、誰かが落ち込んでいるところを周囲が励ます時に、

「そんなにくよくよしないで、背筋伸ばして胸張って!」

こんな言葉で励ましたとします。

これは「形」に働きかけることで、「心」を刺激しています。

 

また、部屋の中で一人で落ち込んでいるときに、

「ダメダメ!もっとシャンとして前を向いていかなきゃ!」

心の中で、こんな言葉で自分を鼓舞しようとしたとします。

これは「心」に働きかけることで、「形」を刺激しています。

 

どちらにせよ、形と心が互いに刺激し合い続けることで、私たちは日々の生活を営んでいます。

だからこそ、「心」に張りがなくなれば、「形」にも張りがなくなるわけで…

そうなると、地球に働く「重力」という大きなエネルギーに押しつぶされるかのように、背中が丸まってきます。

いわゆる「猫背」に代表される姿勢です。

実は、この「猫背」…「病は気から」との因果関係がとても深いのです。

まずはこのイラストを見ながら…

 

 

キーワード…「胸腺(きょうせん)」

見つけましたか?

気管と気管支の間に位置する胸腺とは、簡単に言ってしまえば「免疫力の基地」です。

この胸腺で作られる「T細胞」が、ウィルスなどへの免疫力の一部として大事な働きをします。

 

ただ…

この胸腺の位置、鎖骨や肋骨や背骨に囲まれています。

デスクワークなどの作業姿勢としての、いっときの猫背ならばいいのですが、これが生活全般の中で常態化してくると…

 

試しに、ちょっと猫背姿勢になってみてください。

背中を丸めると、肩が前に出てきて、鎖骨を中央に押し込みながら、肋骨が閉じていくのがわかりますか?

猫背になると、鎖骨と肋骨が中央に寄りながら背骨方向に押し込まれてくる力が働いてしまい、その圧力が胸腺を圧迫してくるのです。

そうなると、胸腺の「免疫力の基地」としての機能が低下することになります。

 

心と形のバランスを常に気にすること…

それは決して難しいことではありません。

要は「帳尻(ちょうじり)合わせ」

 

作業で必要であったり、ゆっくり寛ぎすぎて猫背ポジションが長時間続いてしまったら、「バンザイ」を勢いをつけずに深呼吸とともに、10回ほど繰り返してみる…

丸まり続けることが負担になるので、逆に背骨を起こして肋骨を開く動作を、身体にプレゼントしてあげるのです。

こんなことでも、猫背に対する立派な「帳尻合わせ運動」になります。

 

 

自分の気の持ち方が「形」に影響し、「形」の乱れが免疫力にまで影響するのです。

 

免疫力だけではありません。

鎖骨と肋骨が窮屈になれば、肺も膨らみにくくなって呼吸が浅くなります。

呼吸が浅くなれば、当然…

「酸欠(酸素欠乏)」

酸素が欠乏すると、脳の働きを著しく減少させます。

脳が働きにくくなれば、自律神経系の働きやホルモン調整にも支障が出て、体温調整や免疫力、精神状態にまで影響します。

 

そして、

「脳腸相関(のうちょうそうかん)」

脳と腸は、神経系の中で直結しています。

だから、

腸の働きも悪くなるので、これまた免疫力の低下や、栄養素の吸収、排泄にまで関わってくるわけで…

(免疫力の60%が腸由来と言われています)

 

だからこそ、

形の張りが常態的に低レベルだと、免疫力だけでなく「キレイ」というキーワードにだって大きく関わってきます。

世の女性の方々の多くが、メイクやファッションへの関心を持ち、そこにある程度の時間や手間を割く気遣いを持っているかと思います。

そこにプラスオンして、「背骨・肋骨・鎖骨・肩甲骨」あたりに少しだけ気遣いをしてあげるだけでも、きっと「心」と「形」のバランスが整って、もっともっと「キレイ」と「快適」に恵まれると思いますよ!

「病は気から、キレイも気から」

この言葉を、ぜひ日々の気遣いに役立ててください!

 

 

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